3月~4月
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5月
天然真鯛(桜鯛)
石鯛
この時期地元・大瀬崎灯台沖で釣れる天然真鯛は、桜鯛と呼ばれ
地元漁師も一目置く美味しい魚です。
この桜鯛は、地元漁師が一本釣という漁法で釣り上げたもの
まさに、海老で鯛を釣りました
魚は、皮つきの刺身が基本です。
真鯛の場合3枚に下ろして、皮目から熱湯をかけ、氷水に入れ
身を冷やしてから、水気を切り、刺身にします。
これが本物の魚を堪能する方法です。
6月
梅雨クロ
7月
イサキ
五島では『クロ』と呼ばれるメジナは、冬の寒クロ・この時期の梅雨クロが旨いと言われています。
五島の漁師は、クロは皮焼きか霜降りにして、魚の旨みを最大限に引き出し、刺身にして食べます。
小さいクロを木っ端グロと呼んでいますが、これは鯵のように唐揚げにしてもいけますし、残ったら三杯酢に漬けて南蛮漬けにしても旨いです。
私的には、クロは味噌汁に限ります。(絶品)ちょっと濃い目が美味しいですよ
五島でこの時期旬の魚が、イサキです。
初夏産卵のため、比較的浅瀬に生息し、脂がのり大変旨いです。
イサキと言えば、塩焼きが定番ですが、旬のイサキは他の同様 五島では、霜降り造りで刺身にします。
栄養
カルシュウム・ビタミンB6を多く含み、骨・歯の強化に最適
高血圧や脳血管障害の予防・成人病の予防に効果的
8月
タバメ
メダイ
スズキ目イボダイ科の一種で、名前のとうり目が大きいのが特徴です。
このメダイは、五島ではメシロと呼びます。
その身はあっさりしていてくせの無い白身の魚です。
一般的には、味噌・たれに漬け込んで焼くのがポピュラーです。
五島産を刺身にすると、脂がまったりとした味わいが口の中にに広がります。
大型の物は、しゃぶしゃぶも美味いですよ。
9月
スズキ目フエフキタイ科に属し、体色は灰褐色で、口先を突き出したような顔をして、鱗の基部に黄色斑があり、目の回りに青緑色線がある。
この時期一本釣や定置網で漁獲される。
身が硬いため、活〆にした時の刺身の旨みは絶品である。それに白身の魚なので、ムニエル・蒸し物にも最適である。
剣先イカ
10月
赤カマス
五島では、水揚げされると体の色が赤くなる事から、赤イカと呼ばれています
アオリほど、甘みは強くないですが、身が柔らかく、刺身・煮つけ・焼き物・
干物でも最高のものが味わえます。
イカの旨みは、耳にゲソ、特に潮吹きは格別です。
栄養面からみても、内臓も一緒に食べることをお勧めします。
くれぐれもあまり煮過ぎないようにして下さい。
栄養
①タウリンが豊富で、血中のコレステロールを下げる働きがあり、
中性脂肪を減らし、糖尿病を予防する働きがある。
②墨に含まれるリゾチームは、ガン予防に有効と言われている
③カリウムは、食欲不振を予防します。
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10月
カマス漁の基本は、定置網・刺し網ですが、地元ではこの時期カマスを一本釣で釣ります。このカマス釣るのは大変難しく、合わせるタイミングが特に難しいです。
釣物は、網で取ったのとは、比較になりません。
この秋~冬に脂ののった赤カマスは、刺身・塩焼き・干物どれをとっても絶品です。特に、大きければ大きいほど、美味しいです。
黒カマスは、釣りたてを背切りにすると、甘味があり大変美味しいですよ。
栄養
白身の魚同様、タンパク質・脂肪・ビタミン・ミネラルが含まれています。
特に、ビタミンDが豊富で、カルシュウムを骨に沈着させて、丈夫にする
働きが有ります。
11月
真鯖(さば)
青物の代名詞として有名な鯖、大衆魚の代表として、安い・旨い・体にいいと言う事では、鯵と並び証される魚です。
勿論、関鯖・松輪鯖などブランド鯖は、一本釣ですので少々お高いですよね。
サバの料理としては、刺身・〆鯖・塩焼き・味噌煮など色んな料理楽しめます。
特に、サバはあしが早いので、首折して鮮度を保って下さい。
栄養
DHA・EPAが多く含まれ、血液をサラサラにしてくれて、コレステロール
を低下させる働きがある。
それに、疲労回復・肝機能強化にも効果的
12月
ひらめ(鮃)
ウスバハギ
白身の高級食材の代表で、この時期から寒平目と呼ばれ、脂ものってきて、歯ごたえもあり、まさに絶品です。
特に食通を唸らせる縁側は、コラーゲンたっぷりでまた格別の味わいです。
ダイエットに最適の食材です
栄養
高蛋白・低脂肪・低カロリー
ビタミンDが、カルシュウムの吸収を助けてくれます。
ナイアシンが多く、皮膚炎の防止・改善に効果的。
皆さん、『左平目の右カレイ』ですよ。お間違いなく
フグ目カワハギ科に属し、この時期から地元の定置網で水揚げされます。
このウスバハギは、フグの代用品として重宝されている美味しい魚です。
地元では、その大きさから羽子板と呼ばれています。
その身は、まったく癖が無い白身で3枚におろして薄皮を取って、薄作りにして、肝醤油やポン酢で食べます。
あとは、ちり鍋・しゃぶしゃぶやバター焼き・フライにしても美味しいですよ。
栄養
カリュムを、多く含んでいて、高血圧予防に効果的
12月
なまこ(海鼠)
寒い季節 こんな魚で鍋料理は如何ですか。
~身も心もホクホクですよ
五島では、正月には欠かせないのがなまこです。
食用にされるのが、赤なまこ・青なまこがあります。
コリコリとした弾力のある歯ごたえと磯の香りが特長です。
栄養
朝鮮人参に匹敵するくらいの薬効があると言われている。
体重の90%以上が水分で、たんぱく質の大部分はコラーゲンです
ビタミンB郡・Eそれにカルシュウム・鉄・亜鉛などミネラル成分がバランス良く含まれてる
近年注目のコラーゲン・コンドロイチンなどの栄養成分が含まれている
血を補い浄化する作用や腎臓の働きを助け、精力増強・滋養強壮に勧めたい食品
海鼠腸(このわた):三大珍味として有名で、なまこの腸を塩辛にしたもの
海参(ハイシェン):内臓を除いて、煮た後乾燥する干しなまこ
口子:なまこの卵巣を干したもの
❒捌き方
①塩をたっぷりかけて、揉んでぬめりを取る(身を締める)
②冷たい水で良く洗う
③なまこの水分を拭き、両端を切り落とす
④縦に腹を割って、ワタを取り出す
⑤腹の内側をキッチンペーパーできれいにして、小口から薄切りにする
1~2月
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寒ブリ(鰤)
絶対 刺身に限ります!
8.8kgです
この時期から、寒さが増し、魚に一層脂がのり旨味がまったく違ってきます
特に10kgを超える鰤(ブリ)になると、価格もさる事ながら味はそれ以下の物とは、比較にならない程の至高の逸品となります。
それと五島では、削いだ皮を湯引きにして食べます。
この皮には、ビタミンB2が多く含まれていて、造血作用があります。
栄養
DHA ・・・・脳細胞を活性化させる働きがあります
EPA ・・・・肝機能の働きを良くします
5月~8月
鯵(あじ)
☆瀬付きの鯵が栄養満点!
大衆魚で知られている鯵ですが、この5月~8月が栄養的にも優れていて
DHA・EPAがどんどん増加してきて、脂の乗った鯵になっていきます。
特に瀬付きの鯵は、栄養が豊富でお腹が金色に輝いてるのが脂の乗った証です。
栄養的には、DHA・EPAとアミノ酸を併せて与えるとNK細胞が上昇する。
NK細胞・・・・がんを攻撃する細胞
お薦めの料理は、・・・・味噌と合わせる事で、生の刺身と味噌のアミノ酸
を無駄なくとることが出来るんです。
鯵の背切り・・・・五島の郷土料理です。
骨から出る旨味が、魚本来の味を楽しむことが出来る料理法
胡麻鯖
1月
スルメイカ
五島ではスルメイカのことは、マツイカと呼びます。
この時期は、少々身も厚みを増し、旨味もアップします。
比較的、お値段は安価です。
少々身が硬いですが、その歯ごたえが堪りません。
ですから、イカソーメンは、スルメイカに限るという方々も多いようです。
料理:刺身・煮物・天ぷら・塩辛・天日干しのスルメ
栄養
スルメイカの脂肪には、DHA・EPAが含まれています
タウリン・・・血管壁内に蓄積したコレステロールを軽減する働きがある
ミネラル・・・・カルシュウム・リン・ビタミンB1も含まれています
中高年のとってのお助け食材です
漁師の塩辛